京都やおよしの農家さん【兵庫】西本さん

【兵庫】西本さん(農薬不使用)

自身の病を機に、農薬や科学肥料を使わないの安全な農業を志して。

兵庫県の丹波篠山に住む西本さんは、先祖代々から続く慣行農家でしたが16年前、西本さんが50歳の時に患った病がきっかけで「自分たちにも安全な農業を」をモットーに専業有機農家になることを決意。

それ以降、丹波栗・黒豆・ブルーベリー・白桃・トマト・キウイフルーツ・甘柿などの栽培を、農薬や化学肥料を使わず取り組まれています。 また、無駄なものを極力出さないよう、循環型の生活に努められている西本さん。栗の木の剪定の際に出た枝などを燻炭にして土壌に混ぜたり、無農薬の野菜や雑草などを食べさせた山羊糞を肥料にしたり、米ぬかやもみ殻を使用したEMボカシを使用しているので土はフカフカです。栗の根元には雑草を抑制し土の肥しにもなるイタリアンライグラスを敷いています。


  • 栗の完熟具合を確認する西本さん


  • 丹波の栗の木は大体3.5m位と栗の木にしては低く、それがより大きくて美味しい栗が育つ秘訣だとか。


  • 完熟するといがいがのドングリ部分が割け堅果が露わに。1日程すると枝から自然と落ち収穫する。


  • 実が枝から落ちた丹波栗


  • 丹波栗を収穫する西本さん


  • 大粒の丹波栗。大きい物では直径4cm、重さ40g以上の物もある。


  • イタリアンライグラスというハーブを栗の木の根元に植えると雑草を抑制する効果がある。他にも有機肥料、EM菌で土はふかふかです。


  • 西本さんのペット八木太郎。雑草を食べて良質な有機肥料を作ってくれます。好奇心旺盛で人懐っこいが少々気が荒いのが玉にキズ。


  • 丹波の名物と言えば忘れてはいけない丹波の黒豆。


  • まだ若い黒豆の枝豆。産毛が薄っすら茶色い。


  • 丹波栗
    収穫時期:9月下旬~10月下旬
    栗ごはん、栗おこわなどの秋らしいごはんの他、和菓子にも洋菓子にも使えます。ビタミン各種やミネラルもたっぷりの栄養食品でもあり、高血圧予防、貧血予防、風邪予防、美容効果などが期待できます。


  • 西本さんの丹波の黒枝豆
    収穫時期:10月中旬~10月下旬
    粒が大きく豊かな甘味があります。普通の枝豆に比べて少し黒味がかっているため、一見腐っているように感じられる方もおられますが、この色こそ黒枝豆の美味しさの特徴。安心して調理してください。収穫したばかりの黒枝豆、これがもうぷりっぷりで絶品です。一年中出まわっている冷凍食品では、この『旬』の香りはなかなか味わえません。

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